排他的経済水域(EEZ)とは?
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★英語の頭文字から、EEZ(イーイーゼット)とも言う。
★漁業をしたり、天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を、自由に行うことができる水域のこと。
図:海上保安庁ホームページ「日本の領海等概念図」を基に東京都にて作成
(https://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/ryokai_setsuzoku.html)
排他的経済水域(EEZ:Exclusive Economic Zone)とは、漁業をしたり、石油などの天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を、自由に行うことができる水域です。海に面している国は、自分の海(領海)の外側に決められた幅を超えない範囲で排他的経済水域を設定することができます。海に面している国は、これらの活動を行うほかは、排他的経済水域を独り占めしてはならないことになっています。たとえば、他の国の船が通ったり、飛行機が上空を飛んだり、他の国が海底にパイプラインを作ったりすることを禁止することはできません。
東京都には日本全体の約4割に当たる、とても広い排他的経済水域があります。
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沖ノ鳥島・南鳥島の重要性
★国土面積を上回る排他的経済水域を有している。
沖ノ鳥島と南鳥島の周囲に広がる排他的経済水域は、それぞれ約42万㎢と約43万㎢で、いずれも国土面積(約38万㎢)を上回ります。
沖ノ鳥島・南鳥島によってもたらされる海の恵みは、私たちの暮らしに欠かせないものであり、国土保全上とても重要な島です。

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