航海期間:2021(令和3)年12月2日から10日まで
(うち現地調査は、12月5日・6日の2日実施)
2021年12月2日早朝
調査員が集合し、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」に乗り込みます。
朝8時、沖ノ鳥島に向け「望星丸」が清水港を出港しました。
調査員56名を乗せた「望星丸」は、約1,700㎞、南下を続けます。
出航して丸3日、12月5日未明に沖ノ鳥島周辺に到着、現地調査が始まりました。
天候や海況に応じ、全体ミーティングを経て都度調査スケジュールを変更していきます。
(外観調査) 東西約4.5㎞の沖ノ鳥島の西寄りに設置された観測拠点施設が見えます。
(外観調査) 直径約50mの護岸で防護された小島も見えます。
現地調査2日目も、強い風、高い波とうねりが続き、さらに調査スケジュールは変更となりました。
(海洋調査) 水質測定のための表層水の採取が始まりました。
(海洋調査) 水深や水温、塩分等の計測のための小型センサー(XCTD)を投入します。
(外観調査) 強風が弱まったわずかな時間でドローンによる空撮を行いました。
(海洋調査) 白い円板などを使って、海水の透明度も確認しました。
12月6日午後、波で白く縁どられた沖ノ鳥島を後にし、3日間の帰路につきました。